昨年12月24日に仙北市と岩手県雫石町合同による地域発進型映画「リフレインの鼓動」の制作発表会見が仙北市役所角館庁舎で行われました。
「リフレインの鼓動」は、吉本興業株式会社の地域創生事業の一環で、東日本大震災から10年の節目の今年「絆」をテーマに東北6県を舞台とした映画の一つとして、企画されたものです。
12月22日から撮影が始まり、仙北市では、武家屋敷通り、カフェ「ねずねこ」、内陸線の駅や車両、田沢湖モヤ森自転車道等で撮影が行われました。かくのだてフィルムコミッションは、ロケハンの同行、撮影時の仲介申請、エキストラ手配等の支援を行いました。
会見には主演の工藤綾乃さん、監督の曽根剛さん、雫石町の猿子恵久町長、門脇光浩市長が登壇いたしました。
曽根監督から、東京で夢破れた少女が時空を超えて様々な人と関わり絆を深めるストーリーで、構想に5年を費やしたとの説明がありました。また、雪一面で寒かったが、地元の人の温かさを感じ、特に食事が印象的だったとの感想や、仙北市のまち並みがストーリーに合い、まさしくファンタジーな作品に仕上がっているとのお話を聞き、撮影が行われた市内の情景がどのようにスクリーンに映し出されるか関心のあるところです。公開される日が待ち遠しいです。
映画「リフレインの鼓動」は3月11日に仙台で開かれる「絆の映画祭」と「第13回沖縄国際映画祭」に出品され、秋ごろに全国公開される予定です。是非ともたくさんの方にご覧いただきたいと思います。
(会長 坂本 洋)
記者会見の様子 左から2人目が曽根監督