かくのだてフィルムコミッション(FC)の概要

秋田県初のフィルムコミッション
時代劇映画「たそがれ清兵衛」の撮影支援をきっかけに2002(平成14)年12月設立。

 角館が、メディアに取り上げられるようになったのは、1976(昭和51)年NHKテレビ小説「雲のじゅうたん」の舞台になったことがきっかけです。

 以後、1980(昭和55)年「思えば遠くへ来たもんだ」1986(昭和61)年「君は裸足の神を見たか」1987(昭和62)年「男はつらいよ 知床慕情」1992(平成4)年「寝取られ宗介」などの数々の映画撮影が行われてきました。

 2002(平成14)年「たそがれ清兵衛」の撮影が武家屋敷で行われたことをきっかけに、行政と民間の協力体制で「かくのだてフィルムコミッション」は誕生しました。
 それ以来、地域振興、観光振興、文化振興を目的に、映画のみならず、ドラマやCM、雑誌など幅広く誘致活動と細やかな撮影支援を行っています。

かくのだてフィルムコミッションの活動

武家屋敷使用許可申請/道路使用許可申請/エキストラ手配/その他、公共施設予約
地域における価値や魅力を再発見、発掘し、広く伝えることで地域の潜在力を高める
映像と地域を結びつけ、地域の強みを効果的に外部にアピールし、地域を売り出す
製作側の考え方、求めているものを十分に把握し、戦略的にロケ支援を行う

受賞・掲載歴・その他活動

第20回東京国際映画祭文化庁映画週間での事例発表 2007(平成19)年
 文化庁映画週間「歴史文化地域におけるフィルムコミッション活動~『第三の男』から『ダ・ヴィンチ・コード』まで~」
 イギリス、オーストリア、韓国、姫路、広島、大阪、松本、わたらせ、長崎等 活動実績があるフィルムコミッションと共に「文化財は生活空間」をテーマとして、事例を発表しました。
第5回シネマ夢倶楽部 シネマ文化賞受賞 2008(平成20)年
 財団法人日本ファッション協会主催のシネマ文化賞(映画文化の推進と発展に貢献があった団体や行政などに贈る)を、フィルムコミッションとしては全国で初めて受賞しました。

第5回シネマ夢倶楽部表彰式 ≫
全国フィルムコミッション連絡協議会 スキルアップセミナー&ブロックセミナーinかくのだて2008(平成20)年
 東京国際映画祭文化庁映画週間での発表と、シネマ文化賞の受賞をきっかけに、かくのだてフィルムコミッションが全国のフィルムコミッションを対象にしたセミナーの開催地に選ばれました。
国際文化研修に掲載 2010(平成22)年
 全国のフィルムコミッションから、特色のある3つのフィルムコミッションが掲載され「小さな地域FCの大きな挑戦」としてかくのだてフィルムコミッションの活動が紹介されました。
 年間平均30件のロケ支援の実績や毎月発行の“仙北市広報”に「ロケーションだより」を掲載する等の活動が認められました。この掲載により、全国からの行政視察が増加しました。
ジャパン・フィルムコミッション通常総会 2010(平成22)年
 特定非営利活動法人ジャパン・フィルムコミッション平成22年度通常総会が仙北市で開催され、全国のフィルムコミッションが一堂に会しました。
 仙北市でロケが行われた映画の上映会や映像制作関係者の方々によるパネルディスカッションが一般公開され、市民の方々にも楽しんでいただけました。
第29回国民文化祭あきた 秋田ゆかりの映画祭 2014(平成26)年
 秋田県内のフィルムコミッションが協力して開催しました。秋田にゆかりのある映画を上映し、シネマトークではゲストからロケが行われた時の制作秘話等を語っていただきました。
 ポスター、チラシを秋田公立美術大学の学生にデザインしていただきました。
ライフプラン情報誌ALPSに掲載 2014(平成26)年
 一般社団法人地域社会ライフプラン協会発行の「ALPS」に掲載され、特集「フィルムになった風景vol.10」にセットでは再現できない味わいが評価された「角館の武家屋敷」として、かくのだてフィルムコミッションが紹介されました。
仙北市広報「ロケーションだより」掲載 毎月16日発行号
 かくのだてフィルムコミッションの活動や、ロケ支援を通した地域の情報などを発信しています。ロケーションだよりは、かくのだてフィルムコミッション公式ホームページでも随時公開しています。
修学旅行で訪れた中学校の職場体験 毎年受け入れ
 かくのだてフィルムコミッションは毎年、仙北市を修学旅行で訪れた中学生の職場体験の担当を担っております。映画やTVドラマの撮影舞台となった建物や場所を案内しながら、かくのだてフィルムコミッションの活動を伝えております。
 修学旅行で訪れた中学生が将来大人になった時に再び仙北市に来てもらいたいと思います。

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