仙北市 広報せんぼく 2019年4月16日発行
かくのだてフィルムコミッション ロケーションだより
かくのだてフィルムコミッション(以下FC)の新年度が始まりました。昨年度は、秋田でロケが行われた映画作品が話題に上りました。今年も秋田が映画で盛り上がることを期待します。
年度末の3月14日に「NHK連続テレビドラマ」秋田県誘致推進協議会担当者会議が秋田市で開かれました。この協議会は、平成28年12月から活動を行っています。かくのだてFCや県内のFCが初めてこの協議会に参加いたしました。
この協議会は、県、市町村、経済団体等で構成されておりましたが、これにFCも加わることになります。今後の協議会の活動が更なる発展を遂げるように期待いたします。
協議の後には、NHK秋田放送局の吉野真史局長と映画「デイアンドナイト」にもかかわっている伊藤主悦プロデューサーの講演をお聴きしました。
吉野局長からの「秋田の課題が魅力になり得る」「秋田の課題も魅力発信のチャンス」という内容が印象に残りました。また、伊藤プロデューサーからは、2016年に公開された映画「古都」の撮影の際に、半年前から京都に住み込んでいたことをお聴きし、強い関心を持ちました
その理由について質問をしたところ、京都について、何もわからなかったから、撮影の前に、できるだけ知りたかったからだと回答がありました。地域がどんなところかわかっているからこそ、素晴らしい映像作品を創ることが出来るのだと感じました。また、制作者と地域を繋ぐ役割がFCだと改めて感じ、今後のFCの活動にも活かしていきたいと思いました。
(会長 坂本 洋)