仙北市 広報せんぼく 2019年7月16日発行
かくのだてフィルムコミッション ロケーションだより
仙北市では毎年、修学旅行で訪れた中学生の職場体験を受け入れています。かくのだてFCも数校を担当します。6月11日には、札幌市立伏見中学校の6人の生徒さんを武家屋敷通りに案内しました。
武家屋敷の岩橋家では、映画「たそがれ清兵衛」の撮影で下級武士の住まいとして使われたことや武家屋敷の特徴ある造りについて、松本家では、ロケセットでは表現できない屋根のコケなどの自然を活かしたところが好まれている事などお話しました。それから、武家屋敷通りは景観に配慮して電線が見えないので、撮影を行う側からも喜ばれることを説明しました。関心を持った生徒さんから、電線はどこにあるのかという質問もありました。武家屋敷通りとは別の道路沿いにあると話し、実際にその場所を確認すると納得した様子でした。
その後、「釣りバカ日誌15」の撮影が行われた桧木内川堤に案内しました。堤の桜は樹齢80年の老木であるが、樹木医さんがいることや、地域全体での地道な取り組みにより、毎年見事な花を咲かせていることを伝えると、目を輝かせていました。
今回、修学旅行で訪れた生徒さんが将来大人になった時に再び角館に来てもらいたいと思うと同時に、今後も生徒さんの学習の役に立てればと感じました。
これからも仙北市全域での撮影を迎えられるようにがんばっていきたいと思います。市民の皆さまのご協力をよろしくお願いします。
(会長 坂本 洋)