仙北市 広報せんぼく 2019年11月16日発行
かくのだてフィルムコミッション ロケーションだより
10月9日、東京で開催された令和元年度ジャパン・フィルムコミッション通常総会に出席しました。全国フィルムコミッション連絡協議会からジャパン・フィルムコミッションに組織移行して10年の節目の総会となりました。
総会前には、東京ロケーションボックスがロケ支援した映画「駅までの道をおしえて」の上映会とシンポジウム「海外映像制作者がフィルムコミッションに求めるもの」が行われました。シンポジウムでは、日本と海外の映像制作者が双方とも日本での撮影中のトラブルについて述べていました。日本で撮影を行う際には、事前に文化と作法、流儀の違いを伝えておく必要性を感じました。
レセプションでは、第5回JFCアウォード表彰式が行われ、最優秀賞には映画「散り椿」の撮影支援をした富山県フィルムオフィスが選ばれました。単独のフィルムコミッションが撮影支援を行うだけではなく、近隣の県と協力して、ロケ地マップやPR、旅行商品の開発など、様々なプロモーション活動を行った事が選ばれた理由のように感じました。我々かくのだてフィルムコミッションも地域内だけではなく、秋田県全域で協力体制を整え、FC活動を行っていくことの必要性を感じました。
今年度の総会では役員の改選があり、日本のFC設立から活動に関わっていた田中まこ氏が理事長を退任し、新理事長に泉谷昇氏が就任しました。
泉谷新理事長は就任の挨拶でFC活動の可視化を行っていきたいと述べました。今後のFC活動に期待しております。
(会長 坂本 洋)
泉谷昇新理事長から田中まこ理事長へ花束贈呈