仙北市 広報せんぼく 2018年3月16日発行
かくのだてフィルムコミッション ロケーションだより
2月10日から12日にかけて開催された第27回あきた十文字映画祭に参加してきました。
あきた十文字映画祭のスタッフとは、秋田県内の撮影支援の際に、エキストラの手配等でお互いに協力しあう関係で、日頃から交流を深めています。
映画祭当日は、吹雪の悪天候にもかかわらず、たくさんの観客が訪れ、映画はもちろん、映画監督や出演者の舞台挨拶、トークを楽しんでいました。映画「パーフェクト・レボリューション」で車いすの身体障がい者役を演じたリリー・フランキーさんは、トークショーで、「手書きの看板が昭和の雰囲気があり、タイムスリップしたようだ。自治体や市民が作りあげていることは、地方の小さな町が見習うべきところだ」と話していました。外の文化と内の文化のよいところを取り入れて更によくしていく話をお聞きし、かくのだてフィルムコミッションも外の映像文化を取り入れていく活動に関わっているので、今まで以上に情報発信の必要性を感じました。
映画関係者も参加する交流会では、東北芸術工科大学学長の根岸吉太郎監督と直接お話する機会に恵まれました。著名な映画人の方々の意見を聞くことができることは大きな収穫です。そういった意味でも、様々な会に積極的に参加していきたいと思いました。
近い将来、かくのだてフィルムコミッションが撮影支援を行った映画が、あきた十文字映画祭で上映されることを期待し、更なる活動を続けていきたいと感じました。
(会長 坂本 洋)