仙北市 広報せんぼく 2016年7月16日発行
かくのだてフィルムコミッション ロケーションだより
フィルムコミッション(FC)が映像を通じて地域を紹介する上で、エキストラの存在が欠かせません。
6月現在、かくのだてFCのエキストラには150人以上の登録をいただいています。主婦、会社の社長、演劇経験者の他、市外の方で撮影が行われる度に出演いただいている方もいらっしゃいますし、何度かエキストラの経験を積んで、堂に入った演技の方もいらっしゃいます。
撮影によって、求められるエキストラの人数も様々です。2013年8月に撮影した「みちのく麺食い記者 宮沢賢一郎3」(髙嶋政宏さん主演)では、短期間で300人のエキストラを求められました。今日は50人、明日は30人…と、連日撮影スタッフと打ち合わせをしながら声かけを進めました。近隣のFCからも協力をいただきました。毎日がプレッシャーでしたが、今となっては良い思い出です。
この時は、ツイッターにも助けられました。田沢湖高原での撮影の時に人数が足りず、そのことを当日撮影スタッフの方に伝えようとしたところ「今日も集まりましたね」と言われて驚きました。エキストラの中に見知らぬ人が混じっていたのです。聞いてみると、前の夜遅くにツイッターで拡散された情報を見て、朝早く秋田市から参加したとのことでした。ツイッターの効果と、意外な使われ方に驚き、改めてSNSの力に感謝しました。
かくのだてFCでは、エキストラ登録を随時行っています。関心のある方は、ご登録をお願いします。